ノスタルジック・くらぼね坂と新次郎池

ぴあの姫

2010年04月30日 00:22

国分寺市と小金井市の間、東京経済大学の東側に、くらぼね坂、という坂があります。



ぴあの姫は国分寺に住んで8年ほどになりますが、最初に国分寺を好きになったひとつが国分寺北口商店街(あたたかな雰囲気のお店が多い)、もうひとつが、この、くらぼね坂でした。



緑に囲まれた西側の構内。一軒一軒が個性的な洋館のようなアパートや石塀を伝う夏蔦。映画「Wの悲劇」で、薬師丸ひろ子さんが疲れた足をひきずってアパートに帰るその坂ににています。(でも残念ながらそこがロケ地ではないようです)

くらぼね坂の石標にはこのように書いてあります。

 今の貫井北町や小平、 国分寺方面から府中方面に行くこの道は、
 急坂の東が切り立つような赤土の崖で、
 雨の降る時などは人も馬も滑って 歩くことができなかったといわれる。
 鞍(馬)でも骨を折るとか、
 「くらぼね」は断崖の連続した段丘崖を意味するともいわれ、
 諸説がある。

この東京経済大学の構内にある、新次郎池は、国分寺市が推奨する散策ルートのひとつのポイントとして、紹介されています。









残念ながら、今の時期はちょっと水が少ないようです。ただ湧水が嗄れているわけではなく、雨などの気候の影響が大きいようです。梅雨になれば満たされることでしょう。

坂を降り、都営住宅の裏側にある、野川南町公園です。入り口は、くらほね坂側ではなく、いったん都営住宅の西側に回って奥に入ります。







時々、娘たちと遊んでいると、自分の子どものころのことをふっと思い出すことがあります。ちょうど多摩リビングのような地域情報誌が、わたしたちの遊んでいる公園に取材に来て、わたしと友だち、そして弟と数人で大口あけて笑ってすべりだいしている写真が掲載されました。

前歯が抜けていて、小学校に上がる前に住んだあたりの公園ですから、今5歳の娘たちとほとんど同じころの思い出でしょう。



それで今回はちょっとノスタルジックに、白黒写真にしてみました ^^ くらぼね坂にも似合うし!


モッコウバラ


コデマリ


クリスマスローズ。寒い時期から咲いて、今もまだ咲いています。けなげ。

これらのお花はお散歩中にみつけました。

最後に、公園の八重桜。これはもう葉桜になっていたものの、ピンクとグリーンが可憐だったので、この一枚だけは、カラーで。


GW中は、あまり地元にいないので、ブログも少しお休みになるかもしれません。ぼちぼち、いこうと思います。いつもご愛読いただき、本当にありがとうございます。

ぴあの姫

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